室戸ジオパーク of 第3回日本ジオパーク全国大会(室戸大会)

第3階日本ジオパーク全国大会(室戸大会)特設サイト



室戸GPリレー#10 北川 千耶 氏(キッチンカフェ海土)

P8047455.JPG
リレー形式でつなぐ、第3回日本ジオパーク大会への参加者の輪!ということで、事務局からの質問にいくつか答えていただく記事を連ねていきます。10人目の走者は、キッチンカフェ海土の北川千耶 氏です。
※今回は北川氏へのインタビューを元に書き起こしています


Q1:普段はどういう仕事をされていますか?

 毎日、朝3時頃には起きてパンとシフォンケーキを焼いています。飲食店の経営を行っていますが、店内で提供しているパンやシフォンケーキは私が作っています。朝食用に買いに来てくださる常連客さんがいらっしゃるので、毎日欠かさず作っています。体力勝負の仕事ですが、お客様の「美味しかった。また来たい。」との声を聞くと力が湧いてきます。自分のお店を持てるようになってから、増々仕事が楽しくなっています。

Q2:あなたとジオパークとの関わりは何ですか?

 ジオパークのことを知ったのは、現在の場所に店舗を構える前です。ジオパークケーキ(現在の“付加体ケーキ”)の開発をお願いされたことが、ジオパークに関わるきっかけだったと思います。その時は、室戸市内の他の場所で今と同じように飲食の仕事をしていました。偶然とは思いますが、ジオパークのテーマである「海と陸が出会い、、、」と私たちの店の名前「海土」は何か関係がある気がしています。最近では、わざわざ付加体ケーキやジオパーク弁当を食べに来てくださる方も増えています。



Q3:ジオパークの魅力は何ですか?

 私たちの店舗の目の前の海がジオパークの見所であることです。よく、お客さんに「ジオパークってどこですか?」と聞かれますが、「目の前の海岸ですよ。簡単に見て回れますよ!」と伝えています。

Q4:室戸ジオパークに何かメッセージはありますか?

 室戸ジオパークの将来は、今以上に誰でも楽しめる場所になってほしいと期待しています。誰でも気軽に来れて楽しめるような、仕組みづくりが必要だと感じています。
 また、ジオパークに関する情報をもっと欲しいです。世界ジオパークに認定された後は、一時的に盛り上がりましたが、今は情報が少ないためか何が起こっているのか分かりにくくなっています。ホームページや広報誌だけでなく、様々な方法(例えば口コミ)を使って情報を出して欲しいと思います。

Q5:日本ジオパーク来る市外の参加者に伝えたいことはありますか?

 室戸の美味しいものをもっと食べてもらいたいです。
 室戸でしか見られないジオパークの魅力を是非発見してください。

次の方を紹介してください。

尾上敦子 氏を紹介します。




室戸GPリレー#9 海老川 真美 氏(吉良川町並み保存会)

PA121292.JPG
リレー形式でつなぐ、第3回日本ジオパーク大会への参加者の輪!ということで、事務局からの質問にいくつか答えていただく記事を連ねていきます。9人目の走者は、吉良川(重要伝統的建造物群保存地区)で町並み保存会の事務局をされている海老川真美 氏です。
※今回は海老川氏へのインタビューを元に書き起こしています


Q1:普段はどういう仕事をされていますか?

 吉良川町並み保存会の事務局の業務だけでなく、吉良川の町並みの情報発信と町並み館(吉良川の町並みの拠点)で案内をしています。
 情報発信をおこなうときは、吉良川だけでなく室戸市はもちろんのこと広くいえば高知県東部全体として伝えるように務めています。お互いに紹介し合うことが大事だと思います。情報は、簡潔に分かりやすく伝えようとしています。
 案内は、年齢やグループの雰囲気を見て紹介の仕方をかえるなど工夫しています。年配の方は町並みにある建築について名前を知らなくても見たことがある人が多くて、「なつかしさ」が伝わるように説明しています。一方で、若い人達には町並みの用語をあまり使わず、写真を使って建築物の用途などを分かりやすく説明しています。若い人にとって、この町は懐かしい景色というより新しいことを発見をする場所なのかもしれません。
 このような仕事を始めたのは2年前で、ここ1年位は特に家族連れや20〜30代位の若い人や大学生が増えています。私はジオパーク効果かなと思っています。これからも様々な世代の人に訪れていただければ嬉しいです。


Q2:あなたとジオパークとの関わりは何ですか?

 「私がここに住んでいること」だと思います。
 最初、ジオパークという言葉を聞いた時、関係ないものと思っていました。その後、ジオパークについて勉強するうちに、大地の成り立ちと人々の暮らしは切っても切れない関係にあると知りました。しかし、それでもまだ実感が湧かなかったのですが、1年前の世界ジオパーク審査の時に岩ではなく人の活動が審査されると知って親近感が持てるようになりました。今では市民一人一人がジオパークという思いを持っています。

PA127744.JPG

Q3:ジオパークの魅力は何ですか?

 甥が室戸ジオパークに興味を持ってくれているのを嬉しく思います。最近では石博士になりたいと言っていて、これからもサポートしてあげたいなと思います。
 こういう子ども達だけでなくて、もっと市民が主体的に動いて結果的に行政やジオパークが動くというような形になっていって欲しいと思います。でも、まだそういう仕組みが出来上がっていないうちに世界ジオパークになりました。これから、どのようにしてジオパークの理想の形に室戸が変化していくのかに興味があります。

Q4:日本ジオパークや室戸ジオパークに何かメッセージはありますか?

 全国のジオパークはまだ見たことが無いので良くわかりません。でも、先日のサスペンスドラマで銚子ジオパークの旗が映っているのを見つけました。これからもっとジオパークについて全国から発信される情報を見たり、実際に見に行ってから色々と考えたいと思います。
 室戸ジオパークに対しては、「大丈夫!?」と心配になることがあります。室戸では「誰かが何かすると、すぐに足の引っ張り合いが起こる」とよく耳にします。私は、これはちょっとおかしいと感じています。とことん話し合うことが無いため、二者の意見がまるで対立したように見えているだけではと思います。今のような状態が続くのであれば、将来が不安です。

Q5:日本ジオパーク来る市外の参加者に伝えたいことはありますか?

 是非、室戸について、室戸ジオパークについて指摘をしてほしいです。アドバイスをいただきたいと思います。外から見たら、悪いところも良いところもあると思います。私達だけでは分からない点を気づかせてほしいです。また、ジオツアーのBコースを担当しますので、よろしくお願いします。

次の方を紹介してください。

キッチンカフェ海土(レストラン)のスタッフである北川千耶 氏を紹介します。




室戸GPリレー#8 青木正博氏(青木建設)

PA041208.JPG
リレー形式でつなぐ、第3回日本ジオパーク大会への参加者の輪!ということで、事務局からの質問にいくつか答えていただく記事を連ねていきます。8人目の走者は、吉良川(重要伝統的建造物群保存地区)で建築設計施工をされている青木建設の青木正博氏です。
※今回は青木氏へのインタビューを元に書き起こしています


Q1:普段はどういう仕事をされていますか?

 主に木造建築の新築や増改築をしています。伝統的建造物群保存地区の修理も行っています。
 小学校の頃の夢は「青木建設の社長になる」だったんですよ。夏休みや休日は大工をやっている父の現場で、片付けや荷物運びなどを手伝っていました。だから、小さい頃から自分はこの仕事をやるんだと漠然と思っていました。
 でも、中学1年からギターをやりはじめて、音楽を本気で目指していたこともありました。大工の手伝いをして貯めたアルバイト代はギターやバイクに使っていたんです。今は、家族があるので、それほど無茶なことはできませんが、釣りに熱くなっています。

Q2:あなたと吉良川の町並みとの関わりは何ですか?

 一人の技術者として関わっていますが、活動にはそれほど深くは入り込んでいません。
 とはいえ、吉良川町並み保存会長の父と良く議論をしています。今でも自分で納得や理解が出来ていないことは、一体何年前の建物がこの町並みらしいのかということです。この町も時代によって、人の生活文化(電線や街灯や車などの景観全体)は転がっているが(変化しているが)、その変化する様もこの街らしいのかもしれないなと思うことがあります。
 また、家主の住みたい家と伝統的な家との間で戸惑うこともあります。この町は博物館や映画のセットじゃなくて、古い町に人が住んでいるから値打ちがあるのですが、そこがなかなか難しいのです。伝統的な家は、家主の住みやすい家でないことに多々あります。
 このように、建築について家主と保存地区のルールの間でどう折り合いをつけていくかを悩むことそのものが町並みに関わっていることかと思います。

PA041207.JPG

Q3:室戸に住む魅力は何ですか?

 月並みですが、山川海があることと、友達がいることです。
 それと、神祭(秋祭)です。この地域では、お盆と正月と神祭は同等で、みんなが大切にしています。私も中学校2年生から関わっています。神祭は燃えるというか、楽しいから長く続いているのかなと思います。

Q4:室戸ジオパークに何かメッセージはありますか?

 ジオパークに関する広報誌や新聞やチラシはもちろんホームページなどを必ずチェックしています。今のところ、一人のオーディエンス(観客)としてジオパークを見ています。何か協力できることや、関われることは無いかと考えているのですが、まだ分かりません。
 自分の特技が活かせるものであれば興味があります。同じように考えている市民は結構いらっしゃるんではないでしょうか?

Q5:日本ジオパーク来る市外の参加者に伝えたいことはありますか?

 釣りに関係することであれば、ある程度は紹介できます。この釣り場の岩はどうなっていて、海底の地形がどうなっているという話であれば、楽しんで話ができそうです。全国の海岸線は、地質学的に見たことはないですが、釣り場として雑誌でチェックしているので、海岸のあるジオパークの人とはきっと話が合うと思います。


次の方を紹介してください。

伝統的建造物保存地区でガイドや事務局をされている海老川真美氏を紹介します。


室戸GPリレー#7 黒岩辰徳氏(窯元炭玄)

P9271184.jpg
リレー形式でつなぐ、第3回日本ジオパーク大会への参加者の輪!ということで、事務局からの質問にいくつか答えていただく記事を連ねていきます。7人目の走者は、土佐備長炭の生産者の黒岩辰徳氏です。
※今回は黒岩氏へのインタビューを元に書き起こしています


Q1:普段はどういう仕事をされていますか?

 土佐備長炭の精炭を行っています。伝統を次の世代に伝えて、地域に残る若者を育てたいと考えています。
 私は吉良川出身なのに、7年前まで備長炭釜を見たことが無かったんです。吉良川に住みながら出来る仕事は無いかと探していたときに炭のことを知りました。そして、同じやり方をしても同じ炭ができないことに魅力を感じています。気候や木の状態によって出来が変わるんです。100点満点にはならない、完璧にできない中で、経験を積みながら乗り越えていくことが面白いと感じています。このような仕事を仲間と一緒にやっていくことが魅力です。
 この街は人との関わりが深い街です。中学2年生とだって気軽にコミュニケーションできます。それには、地域の祭り(神祭、10月6-7日)や宿(やど)と呼ばれる年齢を超えて下級生を教育していく地域の制度が関係しているかもしれません。人との接し方や礼儀を次の世代に伝えていくことで、人と人のつながりが強くなっていると思います。

Q2:あなたとジオパークとの関わりは何ですか?

 今回の全国大会では、私の炭窯も見学地の一つになっています。
 私は炭や若者の仕事の場を作るという活動を通じて、ジオパークに関わって行きたいと考えています。ここに住んで仕事を継ぐ人がいないと寂れてしまいます。伝統的な家も、放置しておくとみるみる寂れてしまう。ここで働く人が1人増えれば、それで一つの家が残ります。地域の持続性は、人が居ないと成り立たないですよね。
 将来は、炭焼きを体験して、地元の美味しいものを食べて、町並みに宿泊してもらえるような旅を観光客に提案していきたいと考えています。

P9271186.jpg

Q3:ジオパークの魅力は何ですか?これからの室戸ジオパークは?

 人との関わりが出来ることが魅力だと感じています。
 認定されたことをきっかけに地域の資源や魅力をもう一度見直すことができました。炭もその一つですが、ほかにもここにしかない資源があります。これからの世代の人達には、地域の魅力を仕事につなげて、ここに残るために考える力を持ってもらいたいと思います。

Q4:室戸ジオパークに何かメッセージはありますか?

 残念ですが、ジオパークへの意識が薄らいでいる部分があるかなと思います。「自分には利がない」とか、「そんなことやったって、、、」のような話も聞きます。これに対して「みんな同じ方向を向いて、、、」とおっしゃる方もいますが、私は全員が同じ方向に向けることはできないと思うんです。いや、むしろ人と人は考え方が違うことを分かりながら、一人一人が出来ることを具体的に進めて行くことが大事かと思います。そして、結果的にジオパークにつながれば良いという考え方を私は持っています。


Q5:日本ジオパーク全国大会の魅力と期待することは何ですか?

 室戸は、世界認定された時に「人が資源」と評価されました。参加者の皆さんには、色々な人に会っほしいです。室戸には、情熱的なガイドや世代を超えて交流している人々、海や川での遊びの名人など、素敵な人がたくさいます。是非、室戸を楽しんでいただいて、もう一度遊びにきてほしいです。

次の方を紹介してください。

伝統的建造物保存地区で大工をされている青木正博氏を紹介します。

室戸GPリレー#6 蜂谷潤氏(高知大学大学院 院生)

P9181179.JPG
リレー形式でつなぐ、第3回日本ジオパーク大会への参加者の輪!ということで、事務局からの質問にいくつか答えていただく記事を連ねていきます。第6回は、高知大学大学院の院生で“はっちゃんファーム”設立準備中の蜂谷潤氏です。
※今回は蜂谷氏へのインタビューを元に書き起こしています


Q1:普段はどういう仕事をされていますか?

 海洋深層水を利用した養殖の研究を行っています。私の養殖方法は、海洋汚染がほとんどないのが特徴です。むしろ、低温の海水を海に返すので水質環境の保全につながる可能性が高いんです。最近は、昆布とその昆布をエサの一部につかったアワビの養殖しています。そして、それぞれの成長速度を調べる研究を行っています。
 また、実際に販売を始める前に販路の確保のために営業を行っています。私は、大量に作って大量に売るのではなく、人が見える販売で商品を大切に売りたいと考えています。これは、友人の商品に対する考え方に影響を受けました。
 研究以外では、地元の漁師さんやお母さん達とご飯を食べてます。実は、こういう地域の人と話をすることから、新しい商品の開発が始まることもあるんです。全国大会で出店を予定している”メジカバーガー”もその一つ!楽しみにしていてください。

Q2:あなたとジオパークとの関わりは何ですか?

 私が目指しているものと、ジオパークが目指しているものがタマタマ一致しているという感じです。
 私が目指している”はっちゃんファーム”は、昆布やアワビを生産するだけでなくて、生産現場に観光客に来てもらって、生態を観察したり海で遊んだりしてから、室戸の美味しい食べ物をバーベキューして食べるとこまでを提供したいと考えています。これだと、地元の魚も塩も野菜も肉もみんな関連させられるし、地域の人とふれ合えて楽しいですよね。
 一方で、ジオツーリズムにおいても、人とのふれ合いや地場産品と関係させることが大事と言われています。地元のものを食べるだけでなく地域の人に色々と教えてもらいながら、旅をするという点がかぶっているなって思います。

P9181173.JPG

Q3:室戸ジオパークのこれからについて、どう思いますか?

 ジオパークをどうしたいではなくて、個々のがんばりが結果的にジオパークを育てていくというイメージを私は持っています。“はっちゃんファーム”が室戸ジオパークの魅力の一つになれば嬉しいです。地産地消の原点が室戸にあると私は考えています。

Q4:ジオパークに何かメッセージはありますか?

 ジオパークでも民間企業であっても新規事業であれば、地域や客のニーズをしっかり把握してほしいし意見を聞いてほしいと思います。地域に求められれば、仕事のやりがいにつながります。
 また、お金や物が先行する開発や補助には慎重になってほしいと思います。どんなに良いアイデアであっても、その事業の目的を明確にして、誰が求めていて、どういうプロセスで作って、誰が行うのかというところまで、しっかりと考えてほしいです。もし、仮にジオパークが地域のニーズに合っていないなら断念することも必要と思います。そういう意見を集めるプロセスを大事にしてほしいです。
 さらに、事業を行うメンバーの“幸福感”にも注目してほしいです。企業規模を大きくしたほうが全体の幸せが大きくなると思いがちですが、少人数のグループで動いたほうがフットワークが軽くて、メンバーみんなが事業に関わっている意識も高まり、“幸福感”が増大することもあります。


P9181176.JPG

Q5:日本ジオパーク全国大会の魅力と期待することは何ですか?

 全国から来た方には、室戸をしっかり見てほしいです。しっかり見たら”惚れますよ”。
 今回、室戸に来たことをきっかけに、室戸の人とつながりをつくって欲しいです。シャイな人も多いですが、地域の中にはコミュニケーションをとりたい人もたくさんいます。

次の方を紹介してください。

土佐備長炭を生産されている黒岩辰徳氏を紹介します。

室戸GPリレー#5 浅井暦氏(星野リゾート ウトコ オーベルジュ&スパ)

P9101157.JPG
リレー形式でつなぐ、第3回日本ジオパーク大会への参加者の輪!ということで、事務局からの質問にいくつか答えていただく記事を連ねていきます。第5回は、ホテルの現場スタッフ、浅井暦氏です。
※今回は浅井氏へのインタビューを元に書き起こしています


Q1:普段はどういう仕事をされていますか?

 海洋深層水をつかったスパの運営に携わっています。フロント、客室清掃、レストランの配膳、テラピーなど、何でもやらせてもらっています。お客さんがここでどういうように過ごしたいのか敏感でいたいといつも考えてます。例えば、簡単な会話の中で読み取ろうとしています。でも、なかなか難しいです。休みの日は、海岸線のドライブをするのが好きです。特に室戸岬から徳島方面がオススメです。私の出身は京都の南のほうなんですけど、近くに海がなかったので、とにかく海が見られるのが好きです。

Q2:あなたとジオパークとの関わりは何ですか?

 1年半年くらい前に室戸に来たのですが、ここに来るまで「ジオパーク」をきいたことがありませんでした。世界認定から1年が経ちますが、お客様に「ジオパークって何?どこにあるの?」と聞かれることが増えました。でも、一言で説明するのが難しいです。「大地の動きによって海底の地形ができて、海洋深層水を取水できます。海洋深層水もジオの恵みです。ホテルは室戸岬の先端の近くにあって、ジオパークにホテルがあります。」といつもは答えています。ジオパークの魅力は、いろんな要素を含んでいることなんですが、それが逆にジオパークの魅力を一言で説明するのを難しくさせている気がします。ジオパークマスターが二人居たのに、二人とも異動で居なくなってしまい、日々勉強中です。



P9101163.JPG

Q3:ジオパークに関わる魅力は何ですか?

 室戸の一体感を感じられる取り組みだということです。その象徴は“ジオポロ”でしょうか。スーパーや銀行などはもちろん一般の市民の人でもポロシャツを来ています。私たちも客室で作業するときは黒の“ジオポロ”を着ています。また、ジオパークの世界認定の時にも一体感を感じました。認定の知らせが日本に届いたのは、3〜4時でしたが何百名も人が集まったんです。ウトコからは仕事明けの人が多くて5名くらい参加したんです。出席率良かったんです!

Q4:日本において、ジオパーク活動は今後どのように展開していくと考えていますか?

 ジオパークは一回来て終わりにするのは、もったいない場所なので、リピーターを増やせるような取り組みが必要と思います。季節やイベントなど、その時期にしか味わえないの魅力も通年の魅力とともに発信していったら面白いです。1回目は岩を見に来て次は祭りに来るというのもジオパークの楽しみ方とだと思います。
 また、リピーターの確保のためには人の魅力が大事だと思うんです。このガイドさん良かったとかスタッフが良かったとか、地元の人とのコミュニケーションがリピーターと密接な関係があります。室戸は観光地としてはまだまだ未発達で器用な人は少ないですが、あまり上手に会話できないことも地域性なので、不器用なりのあったかさが自然に伝われば良いです。

Q5:日本ジオパーク全国大会の魅力と期待することは何ですか?

 日本のジオパークが連携して、日本各地で盛り上げて、ジオパークやっている人が交流したり、観光客が周遊できる場所になるために話し合ってほしいです。他のジオパークを見て、ここの良さに気がつくことができますので、会議を通じてガイドさんや行政の人の交流の場になることを期待しています。

参加者の皆様には、海洋深層水のプールには是非行ってほしいです。肌つやが良くなります!水着がなくてもレンタルがありますので!

次の方を紹介してください。

蜂谷潤氏です。

室戸GPリレー#4 河上倫子氏(室戸市観光協会)

DSCN0649.JPG
リレー形式でつなぐ、第3回日本ジオパーク大会への参加者の輪!ということで、事務局からの質問にいくつか答えていただく記事を連ねていきます。第4回は、室戸市観光協会の若手のホープ、河上倫子氏です。
※今回は河上氏へのインタビューを元に書き起こしています


Q1:普段はどういう仕事をされていますか?

室戸に来て3年目で、室戸の観光情報を案内をしたり、観光イベントの企画を行っています。バレーボールや英会話など地域の皆さんとの活動を大切にしています。また、ごめんなはり線の着ぐるみショーでも活躍中です!?

Q2:あなたとジオパークとの関わりは何ですか?

観光協会では、ジオパークが行っている事業の中で、ガイド養成講座を担当しています。ジオパークは人が説明しないと分からないので、大地と人の通訳ができる人を増やそうと思っています。私もマスター講座や各種研修会に参加して室戸のことを勉強しています。昨年、一昨年のジオパークの現地審査にも関わりました。

DSCN0650.JPG

Q3:ジオパークに関わる魅力は何ですか?

私にとってジオパークは、人と知り合え、地元の人とつながっていくツールになっています。室戸の食や文化などの情報を人のつながりによって、教えてもらえるようになってきました。食や文化の情報は、観光協会の仕事にも役に立ちますが、私自身が室戸で楽しく暮らしていくための情報でもあります。


Q4:日本において、ジオパーク活動は今後どのように展開していくと考えていますか?

観光だけじゃなくて、地域のためにジオパークを使っていってほしいと考えています。例えば室戸の場合は、防災への取り組みに使ってほしいです。室戸ジオパークでは、地震が発生する理由を学ぶことができます。このような科学的な情報は、最初は専門家が伝えていくのでしょうけど、さらにガイドや一般市民がさらに広げていくことが重要だと思います。そして、次世代の室戸市民である子ども達に伝えていきたいです。これを日本ジオパーク全体で行っていくことが必要だと思います。

また、ジオパークといえば“〇〇”というように、観光客がイメージができるようになってほしいです。ジオパークというコドバはまだ一般的になっていないでので、観光客がジオパークと聞いて具体的にイメージしづらいことがあります。一方で、世界遺産といえば、そこに行ったことが無くとも、様々な媒体で取り上げられていることもあり、なんとなくイメージができます。そのくらいにジオパークがなっていけば良いと思います。

Q5:日本ジオパーク全国大会の魅力と期待することは何ですか?

私は室戸ジオパークしか知りません。県外のジオパーク関係者やガイドさんとコミュニケーションをしたいです。他のジオパークを知れば自分のジオパークの特徴や位置づけがよくわかると思います。先日、殿谷専門員が報告会で見た三陸方々とも会えることが楽しみです。皆さんには、ご飯とお土産など室戸を楽しんでいってもらいたいです。

次の方を紹介してください。

星野リゾート ウトコ オーベルジュ&スパのスタッフの浅井暦さんを紹介します。

室戸GPリレー#3 徳増和也氏(民宿徳増)

P5279912.JPG
リレー形式でつなぐ、第3回日本ジオパーク大会への参加者の輪!ということで、事務局からの質問にいくつか答えていただく記事を連ねていきます。第3回は、趣味はサーフィンの民宿徳増の徳増和也氏です。
※今回は徳増氏へのインタビューを元に書き起こしています



Q1:普段はどういう仕事をされていますか?

民宿業をやっています。室戸食遊館808の副会長など様々な地域活動やイベントにも関わっています。
最近では、毎年夏に開催される鯨舟レースに宿泊されたお客さんと一緒に参加しました。

Q2:あなたとジオパークとの関わりは何ですか?

ジオパーク推進協議会の会員です。室戸の地質や地形に以前から「なんでこうなってるんか?」という疑問がありました。ジオパークについて調べたら、知りたかったことを分かることがでました。さらに、岩だけでなく食についての知識も増えましたし、人のつながりも広がっていきました。
400988_176186429147098_1254119585_n.jpg

Q3:ジオパークに関わる魅力は何ですか?

なんといっても、人のつながりだと思います。これまでよりも、年齢や男女、市内市外を問わず多くの方と知り合いになれましたし、自分自身も成長できました。しかも、人のつながりによって地域の良い宣伝ができるようになりました。今後は、ジオパークを全面に出したイベントを増やしていきたいと考えています。


Q4:日本において、ジオパーク活動は今後どのように展開していくと考えていますか?

「ジオパーク」が、旅行者にとって自然体で行ける場所の一つになっていってほしいと考えています。1つの場所や物だけを見る観光でなく、地域をじっくり見て体験するジオパークの楽しみが一般的になってほしいです。それから、他のジオパークに行ってお互いの情報を交換していきたいと考えてます。

Q5:日本ジオパーク全国大会の魅力と期待することは何ですか?

全国大会では、私は室戸ジオパークを売りたいですし、外からいらっしゃる方も自分のジオパークを売りに来ると思います。その売り方をお互いに共有して、PRの仕方や特徴の捉え方を学びあっていきたいと思います。

また、日本全体をジオパークと見立てたとき、どのように簡単に紹介できるのかを全国大会を通して知りたいと考えています。日本はどういう場所で、その中で室戸は、、、島原は、、、というような考え方が重要だと思っています。

次の方を紹介してください。

室戸市観光協会の事務局長の河上倫子さんを紹介します。

室戸GPリレー#2 南寿宏氏(室戸高校 理科教員)

DSCN0641.JPG
リレー形式でつなぐ、第3回日本ジオパーク大会への参加者の輪!ということで、事務局からの質問にいくつか答えていただく記事を連ねていきます。第2回は、室戸ジオパークがはじまる前から関わってらっしゃる室戸高校の理科教員の南寿宏氏です。
※今回は南氏へのインタビューを元に書き起こしています



Q1:普段はどういう仕事をされていますか?

県立室戸高校で理科と情報の科目を担当しています。

Q2:あなたとジオパークとの関わりは何ですか?

4年前の室戸ジオパーク推進協議会が発足した当初から関わっています。この時、他に地質を知る人が室戸におらず、私に白羽の矢が、、、という感じでした。最初の頃、一般の観光客は少ないけれど視察がたくさんありました。ガイドを行うのも新しいガイドさんに知識を伝えるのも一手に引き受けていました。ガイドの原稿作りも行っていました。今では、そのガイドさん達自身で説明する内容を考えられるようになって、非常にうれしく思います。

GEO_Park_003.jpg

Q3:ジオパークに関わる魅力は何ですか?

目の前にあるものや地域にある様々なものをつなげることができることです。多少は“強引かな”と思うところもありますが、観光、商品や土産、そして教育にジオパークを活用できることに魅力を感じています。室戸は海岸のアクセスしやすいところに、見所が集中していて良い場所と思いますが、それだけではジオパークにはなりません。ちゃんと活かそうという熱意が必要でした。市や県の方々も市民と伴に動いていただけたのは大きかったです。


Q4:日本において、ジオパーク活動は今後どのように展開していくと考えていますか?

ジオパークは来て見てガイドを受けたり、人と交流することで楽しみが得られます。しかしながら、その楽しみ方やジオパークの存在が観光客に届いていないのではと心配しています。高知県室戸市は観光のイメージが無いからこそ、その魅力を全国に発信できれば注目を浴びると考えています。ターゲットとしてお遍路さんも良いかもしれません。さらに、キャッチコピーが必要と考えています。

また、ガイドの力量にも課題があると思います。特に急な質問に臨機応変に答える力が不足しているように感じることがあります。ガイドの力とは知識だけではありませんが、これからも引き続きガイドさんと伴に勉強していきたいと思います。(南氏は毎週土曜日の午前中に、有志によるガイド勉強会を実施されています。)


Q5:日本ジオパーク全国大会の魅力と期待することは何ですか?

多くの方に室戸の魅力を知っていただきたいと思います。そしてまた友達と来ていただきたいです。景色だけでなく、新鮮な魚介類や大地の恵みを堪能していただきたいです。海洋深層水の保養施設にもぜひ立ち寄ってください。室戸ジオパークは海岸へのアクセスが良いので、年配の方も楽しめます。

また、ジオパーク同士の交流の場としても全国大会は大事だと思います。互いのジオパークを知って、紹介し合えば、“全国ジオパーク巡り”をする観光客も増えるかもしれません。


次の方を紹介してください。

佐喜浜で民宿を営まれている徳増和也さんを紹介します。

室戸GPリレー#1 吉倉紳一氏(室戸GP推進協議会 顧問)

吉倉顔写真.jpgリレー形式でつなぐ、第3回日本ジオパーク大会への参加者の輪!ということで、事務局からの質問にいくつか答えていただく記事を連ねていきます。第一回は、室戸ジオパーク推進協議会の顧問である吉倉紳一氏です。



Q1:普段はどういう仕事をされていますか?

高知大学自然科学系・理学部門の教員として理学部地球科学コース、大学院総合人間自然科学研究科の理学専攻(修士課程)と黒潮圏総合科学専攻(博士課程)において、地球科学、特に地質学や岩石学に関する授業や研究を行っています。また、高知大学の副学長(教育担当)、および総合教育センター長として大学の管理運営に当たっています。

Q2:あなたとジオパークとの関わりは何ですか?

室戸ジオパーク推進協議会のアドバイザーとして、その設立の当初から学術面の指導・助言をしています。また、各種団体からの依頼に応じて年間7〜8回、室戸ジオパークに関する講演や巡検案内をしています。
22.JPG

Q3:ジオパークに関わる魅力は何ですか?

室戸ジオパークを訪問された多くの方々が、室戸の大地がどのように誕生し、それがそこで暮らす人々とどのように関係しているかを知ることによって、自分の自然観のみならず世界観が変わったと言って喜んでくださることに無上の喜びを感じています。また、ジオパーク活動を通じて、それまで見過ごしてきた身近にある遺産や資源の価値に気づき、郷土に自信と誇りを持つ人々が増え、ジオパークが地域づくりの核となっ
ていることに確かな手ごたえを感じています。ジオパークの秘める力の大きさに驚かされます。

Q4:日本において、ジオパーク活動は今後どのように展開していくと考えていますか?

科学技術振興機構と国立教育政策研究所が実施した平成20年度高等学校理科教員実態調査における「あなたの学科において、今年度、理科のⅡの付く各科目が開講されていますか」の問いに対して、物理Ⅱ・化学Ⅱ・生物Ⅱは90%以上の普通科で開講されているのに対して、地学Ⅱは8%と開講割合が極めて低いことが明らかになりました。これでは「地学離れ」ならず「地学離し」と揶揄されてもしかたありません。日本国民の地学リテラシーが外国人のそれに比べて著しく低いと言われるのもうなずける結果です。

地学リテラシーとは下野(2004)によれば「市民が社会生活を営む上で最低限必要とする地学的事象に対する関心や態度、問題解決のための能力、地学的事象についての知識・理解」であると定義され、具体的には以下の三点が挙げられています。①野外で実物を知覚的に認識できる科学的能力や態度を身につけていること、②自然環境の変化を認識できる科学的能力や態度を身につけていること、③人間と自然とのかかわりについて認識できる科学的能力や態度を身につけていること。

この三点はまさにジオパークにおける教育活動や啓蒙活動の目指すところと合致します。ジオパークの活動は地学教育不毛の日本において、それを補完して日本国民の地学リテラシー向上に大きく貢献する原動力となることでしょう。そのためには、高度の専門知識を有し、それをわかりやすく説明できるガイドの養成が求められます。物事の説明は正確すぎると難しくなり、簡単すぎると嘘になると言われます。ガイドにはこれを克服する能力が必要です。また、さまざまなレベルのガイドブックも必要になるでしょう。

Q5:日本ジオパーク全国大会の魅力と期待することは何ですか?

日本ジオパーク全国大会には二つの魅力があります。一つ目は「学び」です。日本各地のジオパーク関係者が一堂に会し、情報や意見の交換を行い、ジオパークが果たすべき役割を議論し、その成果を共有することにより、それぞれのジオパーク活動の向上に活かすノウ・ハウを学ぶ絶好の機会です。特にこれからジオパークを設置しようと計画している地域の人々にとっては、先例に学び設置に向けて大きく前進する機会になることでしょう。二つ目は「お祭り」です。地元の人々が各地から来られたお客さんを温かく迎えし、おおいに交流を楽しみ、親交を深めるお祭りの場でもあります。室戸には四国八十八カ所を巡るお遍路さんを御接待してきた長い歴史があります。その伝統の「御接待の心」がいかんなく発揮され、心温まる思い出深い大会となることを期待しています。

次の方を紹介してください。

室戸高校の南寿宏さんを紹介します。

milk_btn_prev.png

|1|2|3|4|

milk_btn_next.png