日本ジオパークリレー of 第3回日本ジオパーク全国大会(室戸大会)

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日本GPリレー#7 中貝宗治 氏(山陰海岸ジオパーク推進協議会 会長)

会長顔写真.jpgリレー形式でつなぐ、第3回日本ジオパーク大会への参加者の輪!ということで、事務局からの質問にいくつか答えていただく記事を連ねていきます。日本ジオパークリレーの7人目は山陰海岸ジオパーク推進協議会の中貝宗治 会長です。


Q1:普段はどういう仕事をされていますか?

 人口規模は小さくても世界の人々から尊敬され、尊重されるまち「小さな世界都市」をめざす豊岡の舵取りをしています。市役所というチームの監督でもあります。秘書広報課によると、私の役職は100を超えているそうで、昨日何をしていたか思い出せないほど脈略なく仕事をしています。


Q2:あなたとジオパークとの関わりは何ですか?

 山陰海岸ジオパーク推進協議会の会長をしています。関係者を励まし、褒め称えるのが主な仕事です。


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Q3:ジオパークに関わる魅力は何ですか?

 時間単位が人間離れしていますので、実に壮大な気分になれます。自分が賢くなるような気もします。

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Q4:日本において、ジオパーク活動は今後どのように展開していくと考えていますか?

 広がる。深化する。ですかね。ジオパークは地形・地質とイコールではないと関係者が理解し充分納得できたとき、活動は柔軟さと自信を獲得して、生き生きと動き出すのだと思います。

Q5:日本ジオパーク全国大会の魅力と期待することは何ですか?

  魅力:仲間と会えること。期待すること:魅力的な取り組みに出会えること。

次の方を紹介してください。

 日本ジオパーク委員会委員の中田節也・東京大学地震研究所火山噴火予知研究推進センター,教授。7月に封切されたアニメ映画「グスコーブドリの伝記」では、イーハトーブの火山局主任を務めておられます。








日本GPリレー#6 パトリック マッキーバー氏(ユネスコ 地球科学部長)

DSC03584.JPGリレー形式でつなぐ、第3回日本ジオパーク大会への参加者の輪!ということで、事務局からの質問にいくつか答えていただく記事を連ねていきます。日本ジオパークリレーの6人目はユネスコ 地球科学部長のパトリック マッキーバー氏です。回答を日本語訳しました(原文こちらから)。


Q1:普段はどういう仕事をされていますか?

 私はフランスのパリにあるユネスコ(UNESCO;United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization;国際連合教育科学文化機関)の地球科学部長です。IGCP( International Geoscience Program;地質科学国際研究計画)と全球地球観測(Global earth Observation)の活動、アフリカ地球科学教育(Earth Science Education Initiative in Africa)、そしてもちろん世界ジオパークネットワークのコーディネートをしています。


Q2:あなたとジオパークとの関わりは何ですか?

 私が今のユネスコでの仕事をするまでは、アイルランドの the Marble Arch Caves Global Geoparkで科学部門の代表で、ヨーロッパジオパークネットワークの副コーディネーターであり、そして世界ジオパークネットワークの事務局員でした。私は今、世界ジオパーク・ネットワークの全体のコーディネーターです。私の役割は新しい世界ジオパークの申請の受理や再審査、そしてユネスコ主催のジオパークで開催される大きな会議や大会の管理監督をすることです。さらに、ユネスコにおけるジオパーク構想を進めることも私の仕事です。現時点では、ユネスコ公式のジオパーク構想(UNESCO Geoparks Initiative)の発足にむけて、活動しています。


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Q3:ジオパークに関わる魅力は何ですか?

 ジオパークの魅力は、それぞれのジオパークがいかに人々に対して、地球科学の素晴らしさを彼ら(の生活)と関連づけて伝えている点といえるでしょう。日本におけるジオハザードはその一つであり、日本では特に重要です。火山活動や地震発生がの可能性が高い地域において、災害のリスクを一般に通知し、そして自治体や地域コミュニティが災害への対応戦略を考案し実践するのを支援するという、欠かせないな役割がジオパークにあります。

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Q4:日本において、ジオパーク活動は今後どのように展開していくと考えていますか?

 GGNはその質はもちろん、地理学的な観点においても成長していければと思います。ボトムアップ方式での発展はこれから先もジオパーク活動において守られなければならないものでありますが、現在GGNに含まれていない場所に対して、ジオパークの利点の啓発活動もわれわれ(GGNメンバー)の仕事だと思っています。それらの地域はアフリカ、ラテンアメリカ、南アジア、南西アジアとなります。GGNメンバーは、これらの地域に質のいい、きちんとした基盤を持つジオパーク活動が実現されるように協力すべきです。全てのGGNメンバーはこれらのエリアに品質の高いジオパークを構築するのを支援する方法を考えてほしいです。


Q5:日本ジオパーク全国大会の魅力と期待することは何ですか?

 私は、日本ジオパークネットワークにアジア太平洋ジオパーク・ネットワーク(APGN)を強化する方法を考えて欲しいです。ヨーロッパジオパーク・ネットワークとそうしているように、APGNの中での共通のプロジェクトを運営したり、互いに経験を共有する(分かち合う)ことが重要です。私たちのジオパークは(世界遺産のように)単なるリストというよりむしろネットワークです。したがって、全てのジオパークには他のジオパークをネットワークでつなぐ基本的な責任があります。JGNはこれらを行う方法について議論するべきです。

次の方を紹介してください。

 山陰海岸ジオパーク推進協議会の中貝宗治会長です。








日本GPリレー#5 米田徹氏(日本ジオパークネットワーク理事長、糸魚川ジオパーク協議会会長、糸魚川市長)

米田市長.JPGリレー形式でつなぐ、第3回日本ジオパーク大会への参加者の輪!ということで、事務局からの質問にいくつか答えていただく記事を連ねていきます。日本ジオパークリレーの5人目は日本ジオパークネットワーク理事長の米田徹 氏(糸魚川市長)です。


Q1:普段はどういう仕事をされていますか?

 糸魚川市長として、ジオパークをキーワードに、地域づくりを進めています。また、全国のジオパークなどで組織している日本ジオパークネットワークの理事長を務め、ジオパークの普及啓発を行っています。


Q2:あなたとジオパークとの関わりは何ですか?

 糸魚川市では、特有の地質資源を地域振興に活用するため、1987年に「フォッサマグナと地域開発構想」を策定しましたが、まさにこれが糸魚川ジオパークの原点です。
 2007年5月に、我々と同じ方向性である「ジオパーク」の存在を知って以来、世界ジオパークを目指し、世界ジオパークなった今も、さらなる充実に向けて取り組んでいます。


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Q3:ジオパークに関わる魅力は何ですか?

 ジオパークの魅力のひとつに、人と人のつながりがあげられます。ガイドや地元の人とのコミュニケーションにより、景色が違って見えたり、新たな発見があったり、その土地ならではの食べ物やお酒まで話題が広がります。
また、国内外のジオパークをはじめ、いろいろな皆さんとのネットワークが築けることも大きな財産であり魅力です。

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<第1回日本ジオパーク糸魚川大会、糸魚川ジオパーク提供>

Q4:日本において、ジオパーク活動は今後どのように展開していくと考えていますか?

 国内のジオパークは、この4年ほどで25地域になるとともに、ジオパークを目指す地域も増えており、大変喜ばしく思っています。
今後、ジオパークはさらに広がりを見せると思いますが、一定の水準を確保する中で、皆さんからよいイメージを持っていただくことによって、そのブランド価値を高めていく必要があるのではないでしょうか。


Q5:日本ジオパーク全国大会の魅力と期待することは何ですか?

 ジオパークに携わる人々の交流が大きな魅力であり、交流を通じた絆によるネットワークが全国発信へとつながり、ジオパークの普及拡大に寄与するものと期待しています。

次の方を紹介してください。

 世界ジオパークネットワーク事務局のパトリック・マッキーバー教授(ユネスコ生態・地球科学部地球科学課長)を推薦します。








日本GPリレー#4 斉藤清一氏(日本ジオパークネットワーク事務局長)

㈰写真_R.jpgリレー形式でつなぐ、第3回日本ジオパーク大会への参加者の輪!ということで、事務局からの質問にいくつか答えていただく記事を連ねていきます。日本ジオパークリレーの4人目は日本ジオパークネットワーク事務局の斉藤清一氏です。


Q1:普段はどういう仕事をされていますか?

 日本におけるジオパーク活動のマネジメントと言いたいところですが、実際は「雑用係」くらいです。糸魚川市ジオパーク推進室の職員なのですが、専ら日本ジオパークネットワーク(JGN)の事務局として、関係地域・関係機関等との連絡調整やこれからジオパークを目指そうとする地域へのサポートなどをしています。


Q2:あなたとジオパークとの関わりは何ですか?

 ジオパークには研究者や行政のほか、民間事業者、住民、ガイドなど大変多くの方が、それぞれの目的を持って関わっています。私はジオパークを「持続可能な地域づくりのためにもっとも有効な手段」と考えており、その視点でジオパーク活動を推進していくことが、私の立ち位置だと思っています。

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Q3:ジオパークに関わる魅力は何ですか?

 ジオパークに本気で関わる人(ジオな人)たちは、とにかく熱いんです。どうしたら「持続可能な地域づくり」が実現できるのか、そのために自分たちは何ができるのか、多くの関係者と話し始めると時間の過ぎることも忘れて夢中になってしまう、そんな人と人とのふれあいこそが、ジオパークの魅力だと思います。


Q4:日本において、ジオパーク活動は今後どのように展開していくと考えていますか?

 始まってからまだ数年のジオパーク活動ですから、「これが正解」というのははっきりとは言えません。ジオパークに関わる皆さんが、それぞれの「こうしなければならない」という既成概念にとらわれることなく活動し、その中で自分たちの目的とする成功を見つけることになるでしょう。そんな「成功体験の連鎖」が全国で展開され、地方分権とか地域主権の時代を実現することを望んでいます。

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Q5:日本ジオパーク全国大会の魅力と期待することは何ですか?

 全国から一流の研究者や第一線で活躍する「つわもの」が集まり、それぞれの取組や体験を惜しみなく語りますから、参加者や受入側の住民の皆さんがともにそこから新たな光を見出し、間違いなく元気になることができます(多少飲み疲れることもありますが)。そして、大会の受入に当たり大変ご苦労いただいた室戸ジオパークが、今後さらに発展することを願っています。

次の方を紹介してください。

 ジオパークを自治体の活動として活用したトップリーダー、米田徹氏(JGN理事長、糸魚川市長、糸魚川ジオパーク推進協議会長)を推薦します。








日本GPリレー#3 渡辺真人氏(産業技術総合研究所)

DSC02924.jpgリレー形式でつなぐ、第3回日本ジオパーク大会への参加者の輪!ということで、事務局からの質問にいくつか答えていただく記事を連ねていきます。日本ジオパークリレーの3人目は渡辺真人氏です。


Q1:普段はどういう仕事をされていますか?

 産業技術総合研究所地質標本館で、産総研の研究成果の普及、地球科学を面白いと思ってもらうための諸々に関する仕事をしています。日本ジオパーク委員会、地質の日(5月10日)の事務局を務めるとともに、地質標本館の各種イベント・展示などに携わっています。


Q2:あなたとジオパークとの関わりは何ですか?

 多くの方々と一緒に、日本ジオパーク委員会、日本ジオパークネットワークの立ち上げに関わりました。以来、日本ジオパーク委員会事務局員として、各地のジオパークを応援しています。
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Q3:ジオパークに関わる魅力は何ですか?

 ジオパークは、人が何かに気付くきっかけを作れます。何かとは、身近な景色の中の不思議、自分の住む場所の魅力、これまで気付いていなかった自分の能力、遠くにいる新しい友達、新しいアイディア、などいろいろです。

Q4:日本において、ジオパーク活動は今後どのように展開していくと考えていますか?

 だいぶ先のことですが、今各地のジオパークでやっていること、やろうとしていることが、特別なことではなくどこでも誰でもやっているただの当たり前になるといいと思っています。そうなったらほんとうに「日本列島全体がジオパーク」ですね。

Q5:日本ジオパーク全国大会の魅力と期待することは何ですか?

 参加者がたくさん話をして、そこから知恵と勇気が生まれてくること。
 朝から晩までたくさんの人とジオパークの話ができることが全国大会の魅力です。そうした話の中から、新しい知恵とその知恵を実現する勇気が生まれてくることを期待しています。

次の方を紹介してください。

 日本ジオパークネットワーク事務局の斉藤清一氏を紹介します。 





日本GPリレー#2 尾﨑正直氏(高知県知事)

知事貸出用写真.jpgリレー形式でつなぐ、第3回日本ジオパーク大会への参加者の輪!ということで、事務局からの質問にいくつか答えていただく記事を連ねていきます。
 第2回は、高知県知事の尾﨑正直氏です。



Q1:普段はどういう仕事をされていますか?

 県として、地元の室戸ジオパークの取組みを室戸市と連携しながら進めています。
 今回の日本ジオパーク全国大会室戸大会では、実行委員会名誉委員長を務めています。


Q2:あなたとジオパークとの関わりは何ですか?

高知県の知事をしています。県民の皆さんと力を合わせて、室戸ジオパークなどの地域資源や特性を活かした産業振興を図ることにより、活力あふれる高知県を目指しています。
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Q3:ジオパークに関わる魅力は何ですか?

 ジオパークの取組みによって地域が盛り上がり、想いを一つにして、世界ジオパークに認定されたことは地域にとって大きな財産になりました。
 今後は、世界に通用する魅力ある観光資源として、受入態勢の整備やプロモーション活動などの取組みを進め、交流人口の拡大による地域経済の活性化につなげていきたいと考えています。


Q4:日本において、ジオパーク活動は今後どのように展開していくと考えていますか?

 室戸は日本で5番目に世界ジオパークに認定されましたが、世界には92地域の世界ジオパークがあります。日本はもとより世界ジオパーク間におけるパートナーシップを強化し、世界のジオパークが相互に連携しながら多角的な交流を図っていくことも必要と考えています。


Q5:日本ジオパーク全国大会の魅力と期待することは何ですか?

 ジオパーク関係者が全国から一堂に会し、シンポジウムや分科会などで、各ジオパークでの取組の発表やジオパークの発展に向けた討議など、活発な情報交換や意見交換を行うことで、新たな交流や取組みなどが生まれ、ジオパークのさらなる発展につながることを期待しています。
 今回の開催地である室戸ジオパークは、地震による地殻変動など地球のダイナミックな営みによって生まれた地質や地形が見る人を圧倒するほど芸術的で、世界的にも大変貴重な場所です。その大地から生まれた雄大な自然のほか、空海(弘法大師)伝説や四国八十八カ所の巡礼地、情緒溢れる吉良川の町並みなど幅広い歴史や文化遺産があり、室戸海洋深層水、魚介類をはじめとする豊富な食材なども楽しんでいただけます。このように多様な資源の宝庫である室戸の魅力を大会を通じて全国に発信していきますので、より多くの方に室戸へお越しいただきたいと思います。


次の方を紹介してください。

日本ジオパーク委員会事務局の渡辺真人氏を紹介します。 





日本GPリレー#1 尾池和夫氏(日本ジオパーク委員会長)

oike_0081.jpgリレー形式でつなぐ、第3回日本ジオパーク大会への参加者の輪!ということで、事務局からの質問にいくつか答えていただく記事を連ねていきます。
 第一回は、日本ジオパーク委員会の会長である尾池和夫氏です。精力的にジオパーク活動のために全国を飛び回ってらっしゃる尾池氏にインタビューしました!



Q1:普段はどういう仕事をされていますか?

毎日、日替わりでいろいろの仕事をします。国際高等研究所の所長という仕事が常勤の仕事で、そこからの出張ということになりますが、例えばジオパークの仕事に出かけたりという毎日です。
一日中家にいる日は年に数回です。

Q2:あなたとジオパークとの関わりは何ですか?

2008年に以来、日本ジオパーク委員会の委員長であるという関わりです。


Q3:ジオパークに関わる魅力は何ですか?

ジオパークのことを「見る、食べる、学ぶ」と、いつも言っておりますが、とりわけ「食べる」というのが魅力です。

Q4:日本において、ジオパーク活動は今後どのように展開していくと考えていますか?

しばらくはあちらこちらにまだまだ増えていくと思いますが、これから4年目の審査の段階になりますので、それがジオパークの将来にどのように関わっていくかを注目しています。


Q5:日本ジオパーク全国大会の魅力と期待することは何ですか?

会場となったそれぞれのジオパークがどのような魅力を参加者に感じさせるかという独自性に期待しています。特に地元の市民の皆さんがどのようにジオパークの運動に取り組んでいるかという点に注目しています。

次の方を紹介してください。

尾﨑正直氏(高知県知事)を推薦します。

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